三女は県のイベント「産業教育フェア」へ出かけていく。
次女は、体調が思わしくないまま、バイトへ。

午前中、車の保険の更新に営業の人が来る。ダンナと長らく話をして帰る。「産業教育フェア」へ出かける予定だったので、ダンナ忙しくお昼を食べて出発。フェアが行われている市までは、1時間弱かかる。今日の終了は3時。道も不案内。会場に着いたものの駐車場は満杯。
「あ、今、1台出ましたから、空きました」
ちょっと慌てたダンナ、バックしようとして、後ろのクルマにぶつかってしまった(^^;。あ~あ お互いそれほどの被害は無い。ダンナが降りて、相手と交渉している。さて、同乗者のわたしはどうしたらよいのだろう。考えつつ、黙って助手席に座ったまま。配偶者としては、降りて一緒に謝罪するべきなんだろうか? 

人身事故ではないし、出て行ってもしょうがないので、ただ黙って見ていた。でも、こういうときのダンナを見ていて、「器の小さいやつだな」と思ってしまうのは、我ながら情けない。「笑ってごまかす」という日本人的な情動が許せない。自分のほうに非があるのに、そこは笑うべきじゃないだろう。恐縮して卑屈になってしまうのも許せないけれど。

ま、生涯をともにする伴侶としては、わたには相応なんだろうけれど。「おのれはどうなんだ」と自問すれば、ね。

三女は自分に課せられた仕事を、しっかりこなしていた。自分の役割をちゃんと果たせるのが、いちばんだよね。