長女が来ているので、ひさびさに地元の山へ行こうかという話になった。
車で１時間もかからず、頂上の下の駐車場に着く。ビジターセンターの近くに、昔は運営していたらしいトロッコの駅舎がある。そのトロッコのレール沿いを下っていった先に、「御神水」の湧き水が湧き出ている。行程３００メートル。ひたすら石造りの階段を下る。
「膝が笑ってるよ～」
「登りのほうが、楽だよ、きっと」
そんなこんな言っていると、石段は切れ、岩場になる。一部、木製の橋が渡してあるが、ななめになっていて危なっかしい。
「怖いよ」
「もうすぐだよ。水の音が聞こえる」
思ったより早く着いたね。冷たい水を、からっぽのペットボトルに詰め、三女のリュックへ。
「記念に写真撮ろうよ」
声をかけるが、長女以外写真に写りたがらない。
「後ろ向きじゃ、だめじゃん」
すると、三女は目深に帽子を被り、次女の目の前に立ちふさがっる。
「な、なにやってんの。それじゃ、写んないでしょ」
最終的には、三女を真ん中にして（それも、三女が姉ふたりを抱きかかえるようにして）デジカメに納まった。
登りは、きつかった。普段、学校へ自転車で１時間もかけて登校している次女の足腰は強かった。軽々登っていく。三女も平気なようだったが、遅れる長女を心配して、自分のペースを守りながら、長女を待っている。
つくづく、日頃の鍛錬が必要だなと実感。自転車で通勤しようかな。
「それ、前にも言っていたよね」
はい、そうですね(^^；
山を降りて、ラーメン屋さんへ。青竹打ちラーメンと、手作りケーキのお店。以前にも来たことあるんだが、なかなかおいしかったので再び。にんにくラーメン、コーンラーメン、中辛味噌ラーメン、ちょい辛ラーメン、激辛ラーメンと生ビール、ぎょうざ、大きなプリンを注文。
生ビールのお通しがついた。かぼちゃのサラダ、ブロッコリーのゴマドレッシング、きゅうりの浅漬け。
「かぼちゃのサラダ、好きなんだよね」
次女に食べられた。じゃ、今度作ろうね。生ビールは、運転のダンナを横目に、ひとりで飲んじゃった。ごめんね。かわりに、御神水で作ったビール買ってきたから。
ラーメンは、しょうゆ味はさっぱり、味噌はこってりで、おいしかった。でも、激辛ラーメンは、ちょっと塩が効きすぎていたかも。
ダンナが追加注文したコーヒーはサービスしてもらいました。どうも、ごちそうさまでした。
