『朝食有害説』渡辺正


ダンナが、古本屋で買ってきた。こういったうんちく本は、読むには読むが、実行したためしがない。やっても、長続きしないのはわかっているからね。

が、この本はまあ、やってみようかという気になった。


・朝食を止める
・一日に2リットル以上の生水を飲む(水分ではなく、ただの水道水)
・生野菜を多く摂る(ビタミンCを多く摂るために)


簡単である。実行して2ヶ月ぐらい立つが、身が軽くなった気がするし、仕事には差し支えない。始めた当初は、午前中におなかがすく。それを水を飲むことで我慢しなくてはならないことが、ちょっと苦痛ではあった。が、慣れてしまえばどうってことない。

仕事は肉体労働だが、影響なし。


「朝、ご飯食べないとね、眠くならないんだよ」
一緒にやりはじめた次女が言う。
「でも、友だちにいうと、それって、なんかの宗教団体のなにかか?って、言われる」
さもありなん。でも、お札を買えとか、健康食品を買えとかは書いていないから。


普通の医療でも、ガン治療のさいに水分を摂ることを義務づけられる。体内に残った毒性物質をスムーズに排泄するために。ビタミンCは、ガンの予防に適しているとも言われる。


そういったことを考えると、この方法はとても有効な気がする。が、いろんなひとが、それを唱え始めたら、きっと外食産業が困るにちがいない。

日本経済を守るか、自分の健康を守るのか…とりあえずは、自分の健康だな。お昼と夜は、普通に食事していいんだから。