台風はそれたが

ここは、なんとか台風の被害はなかったが、被害に遭われた方にはお見舞い申し上げます。
自然の脅威というものには、人間の力は及ばないと思うものの、阪神大震災の時にも感じたのは、自然の脅威に対して、高を括っていたような手抜き工事が、被害を大きくしてしまったのか? という疑問だ。

わたしのいる場所は、自然災害からは縁のないような場所。南極の氷が溶けても水没しないだろうと言われる高度にある。地盤沈下もない。台風が直撃する確率も少ない。広い敷地の真ん中にある家だから、自分ちの失火か、放火でもない限り類焼の心配はない。そばに山も谷も川もないから、土砂崩れはない。もちろん、津波や高波の心配はない。あるとすれば、かなり大きな噴火があって、火山弾が落ちてくるとか、断層の変化があって、思ってもみない地震があるとか、雷が直撃するとか、そんなところだろう。それでも、そんなことをいちいち気にしていられない程度の、安泰とした場所に住んでいる。

災害はまさかと思うときにやってくる。それを実感してしまった台風だった。

田んぼは水浸し。収穫が済んだところはよかったが、そうではない場所は、コンバインは入れない状態。晴れたとはいえ、刈り取り作業はままならない。手作業で刈り取る場所はいいが。

藁を片付けるにしても、水分を充分に含んでいるので、かなり重い。麦わらは、芯が空洞なので同じ量でもかなり軽いのであるが、稲はそうはいかない。(麦わら帽子を、ストローハットというのは、麦わらがストローのように空洞だからである。というより、ストローは麦わらという意味なのだ)

一日、ダンベル運動している気分。腕が細くなるというより、筋肉がついてたくましくなる?

今日も、疲れました