パート先の店内で流れていたFM放送。午後からの出勤なので、いつも聞いていた元気な声は
「ボンジョ〜ルノォ〜!」
高橋和美さんという男性のDJの番組だった。
一言でいえば「かなりばかばかしい」ネタの投稿ハガキを読む番組。でも、くたびれた精神が、聞き流して笑うにはちょうどいい。地方局でも、こんな番組があったんだと、目からウロコ。
キャプテンズという、かつてのグループサウンズの曲をリメイクしているグループも、妙に新鮮。これは、ちゃんと著作権の使用料を払っているのでしょうか? という心配までしてしまいましたよ。
それに、もうひとつ。FMgunmaがテーマにしている
なんのことはない、群馬在住の赫山秋子さんの小説のタイトル。主人公は、群馬のFM局に転任してきた女性アナウンサー。実在するお店も出てくる中、前橋がぼろくそ言われてるよとは、長女の感想。それでも、嫌いになれない主人公なのであった。
実際のラジオ番組のなかでも、小説の中の番組の企画を模したものもあったり、作者の赫山さんのコーナーもあったりと、楽しい企画があって、小説が2倍楽しめた。
あなどれない地元FM