爆風

一昨日昨日の暖かさに満開となった桜が、今日で散ってしまいそうなほどの爆風。

三女の初登校日。駅まで、車で送るが、踏み切り手前で発車する電車。
「あれ? あれに乗るんだったっけ」
慌てて自宅に帰り、忘れた携帯を手に、再び駅へ。
「あ、みんな居るよ」
早めに出たので、1本前の電車だった。

仕事。外仕事は無理なので、苗箱の準備。蒔く種ごとのラベルを貼っていく。といっても、ビニールテープに手書きで、品種を書き込んでいく作業。1時間や2時間で終わる作業じゃない。

夕方、あまりの風のすごさに、ちょっと心配。
4時半過ぎ、携帯に電話。
「今ね、駅の外」
「ママ、まだ仕事だから、ひとりで家に帰れる?」
「うん、わかった」
「それでも、ママの仕事が終わるまで、そこで待ってる?」
返事がないまま、切れた。

仕事を終えて、駅へ向う。三女の姿はない。自宅への道を向う。すれ違いに、小学生の姿。高校生にもなった三女を、心配するのは過保護かな?と苦笑もする。
「あ、いた」
元気に歩いていた。もう、心配ないね。