入学式

三女の学校の入学式

10時15分から受付。保護者会まで、終わったのは3時。
三女のクラスは、男子3人、女子3人の構成。
女性担任、副担が男性、担任外の女性が一人。
けっこう、至り尽くせり。が、厳しい。
「障害者だからといって、事件を起こしても許されない」
ということで、保険の加入を勧められる。
確かに、何かを壊したり、誰かを傷つけたりという可能性は、健常者の子供たちより、多いかもしれない。こちら側のというより、被害者のためを思った保険の勧めなのだ。

表立って、ニュースにならないのは、マス=メディアの思いやりなのだろうが、障害者は法を犯してもいいというのとは、違う。そんなことも、考えた。

健常者では、考えられない行動を起こすこともある。それが、知的障害者精神障害者の特徴である。
障害者の人格を尊重しつつ、犯罪が起きない、起こさせない状況が望ましい。

これは、理想論に過ぎないのだろうか。

生きていることの意味も、なぜ生まれたのかの意味も考えられず、ただ欲望のみで生きているような彼らを見ていると、その親たちの思いが、とても切ない。
世の中に役に立たないような人間は抹消してもよい、などという法律ができたら、わたしは我が子を抹消してしまうのだろうか。

という深刻な考えは毛頭ないけれど。
(「もうとう」って、「毛頭」でいいの?)

どんな人間でも、その人生は物語だよ、という活字中毒者的な発想で、三女がどんな学校生活を送るのか、ちょっと楽しみ。