友人と会う(その1)

フラスコで待ち合わせをして、東京時代に一緒の専門学校へ通っていた友人と会う。彼女は、神楽坂で個人の出版社をやっている。「生活思想社」という、硬派な出版社だ。最近の出版のようすやら、友人たちの近況やら、自分の近況やら話し込む。
「最近、ブログの出版の仕事が多くなってね。ブログって横書きだけれど、本にするときはなぜか、みんな縦書きなんだよね。横書きだったのは一冊ぐらいだったよ」
やはり、日本語は縦書きに限るのだろうか。


仕事があるという彼女と別れ、神楽坂を散策。赤城神社を参拝しようとしたら、建て替え工事中で、なにもない状態。本家の赤城神社もきれいになっていたっけ。しかたなく、あちこちといったりきたり。「フラスコ」のオーナー貞さんのお店で、下駄をはいた黒猫の刺繍のハンカチを買う。小物屋さん、お香屋さん、着物屋さん…神楽坂らしいお店をのぞいてみる。
歩きつかれて、コーヒーショップでコーヒーを飲む。