県内で13日から上映されるという。
上毛新聞1月11日付
「救う会・群馬」「群馬ボランティアの会」の大野会長さんと事務局長さんのコメントが載っている。
映画の中で早紀江さんが身に付けているエプロンは、大野会長さんの手作りなんだそうだ。通っていらした教会のマークが刺繍されているそうである。
自主上映ではなくて、大きな映画館で上映されることに、拉致問題の大きさを感じる。
ドキュメンタリー映画であるとは聞いていたけれど、「お涙頂戴」的な情動映画じゃいやだなと思っていた。
けしてそんなことはなかったが、横田ご夫妻、拉致被害者のご家族の慟哭が感じられる映画だった。ほんとに、極普通の人々。特殊な環境にある方たちでもなく、お金持ちでもない人々が、ある日突然、別な世界に連れ込まれて、今までとは違った生活を余儀なくされる。それも、自分たちが望んだわけでもないのに。
カメラは、被写体の日常にも踏み込んでいく。少し日常の笑いも含んで、本当の安堵を得られることを望む家族を描写する。
訪朝した小泉前首相のとなりには、いつも安倍総理が映っていた。この映画は、ヨーロッパでも上映されているのだという。
日本と言う国は、どういう道を歩むべきなのだろう。