同時多発テロ

ロンドンで同時多発テロが起こった。「起こった」という表現も、なんとなく自然発生的な感じで、変だと思ってしまうのはわたしだけ?

「テロに屈しない」というのは、同時多発テロが起きていない日本においては、「慌てず騒がず動じない」ということなんだろうと思う。それ以外、あえてテロが起きる可能性を考えて行動をするというのが基本だろうか。大勢が集まる場所を避けるということは、日常生活をしていく上では不可能。では、どうするのか。セキュリティチェックをすすんでしてもらうとか、テロ組織にお金が流れないようにするとか(行き先のわからない寄付金とか、空き巣ねらい)、そういったこと。

でも、テロが起きてしまった場合は?

自爆テロが多発しているイスラエルに住んでいた方と、ネットで知り合った。彼女は、普通の生活をしていながら、命の危険にさらされている国民性を素直に伝えてくれた。わたし自身、彼女のもとに郵便物を送った際、なんのトラブルも無く届いたことに驚きを覚えたのである。

アジア諸国では、けっこう略奪が行なわれていて、郵便物が無事に届く事はまれだと聞いていた。

目の前でひとが死んでいくことに、無関心になってしまう。それが、「テロに屈しない」ということなのだろうか。