「横田ご夫妻ら拉致被害者を支援する群馬ボランティアの会」の主催した懇話会。横田さんご夫妻は、何度か来県されている。増元さんは初めての来県。
お姉さんの増元るみ子さんが拉致されている。そのお姉さんの思い出を語り、家族がどんな思いだったのか話す。何度となく話されたことだろう。それでも、ときどきことばに詰まりながら、熱い思いを訴える。
政府の対応、活動中の出来事、メディアを通しては知ることができなかった話も交えて、これから先の見通しもままならないことに憤る。
森元首相に土下座したのはなぜか？という質問に、森元首相のパフォーマンスに対抗したかったと。「予想外の行動に、まわりもびっくりしたでしょう。それが目的だった。殴りかかるわけにもいかなかったですから」
拉致被害者のご両親は高齢になり、こういった集会への参加もままならなくなっている。
さて、わたしたちに何ができるだろうか。
