五月晴れにしちゃ、ちょっと涼しい

中山間地の田植え、ということでわたしともうひとりのほかは、出張。

ダンナと中学時代の同級生のH越さんは、とっても気が若い。見かけも、長女と同級生の娘さんがいるようには見えず、まるで姉妹。まあ、下世話な表現をすれば「男好きのする」感じの女性である。回りに言わせれば「天然ボケ」とも言われているが。

話をしてて、気を使わなくてすむのは、うれしい。(見る人によっては、わたしも「天然ボケ」らしい)

ふたりしかいなかったけれど、言われた仕事はすべてこなす。生育調査、苗調査、除草作業。

苗調査は、植えた苗と同じものを20本、根を取ってその長さと葉を調べるの枚数。そのほか30本加えて、50本を乾燥させて重さを調べる。なんで、そんなことをするの?
「草丈と重さの比例を調べて、苗の生育を数値化すると、今年の苗は細かったとか、葉の生育がよかったとかで、収穫量と比べられるでしょ」
O沢さんが教えてくれた。そうか、曖昧な官能表現よりは、数値のほうが具体的だね。

でも、葉の枚数が「4.45」とか「4.5」とかって、なんか調査者の主観が曖昧じゃないんでしょうか(^^; 生き物は、工業製品のように規格通りにはいかないですがね。