障害者自立支援法

この法案で、障害者は自立できるんであろうか?


2005.4.18付け讀賣新聞より

都内のグループホームで暮らす土屋さん(31)の場合

収入          
   障害基礎年金  66,200円
   区の障害手当て 15,500円
   都の家賃補助  24,000円
   工賃      20,000円
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計          125,700円


支出
グループホーム
   家賃      35,500円
   食費      25,000円
   光熱費     15,000円
   ホーム利用料     0円

通所授産施設
   施設利用料      0円
   食費         0円
   休日の食費    7500円
   その他の生活費
(衣類・日用品・医療等)20,000円
   小遣い      22,700円
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計          125,700円

これで、ぎりぎりの生活であるはずなのに、今回の法案では、通所施設やグループホームの利用料の1割負担や、食費の全額負担が織り込まれているという。

つまりは、小遣いなし、衣類や日用品に割ける金額もそうとう抑えなくてはいけなくなる。

なんか、生きている楽しみがなくなるよね。その不足分は、親兄弟が払えともある。親がいつまで生きている。兄弟いなけりゃどうする。ましてや、兄弟そろって障害者という家庭もある。

弱肉強食。弱い者はさっさと世を去れというのであれば、国の役にも立たない戯言を言っている政治家が率先して、世を去っていただきたい。それとも、「堕胎」や「間引き」を法律にするのであろうか。