数日前の涼しさはどこへいったのやら
草刈と育児と介護と家事の日々
昨日は仕事から帰ってくるなり
「田んぼへ，麦わらを片付けに行く」
と言ってきかない義父と義母の大喧嘩の騒音で（^^;
寝ていたのを起こされた孫が，泣き止まなくなった．
三女はパニックになって，息子の口をふさいでいる．
あわてて抱き上げて，寝かしつけ
納得しない義父をトラックに乗せて，刈った麦のところへ向かう．
「うちの田んぼじゃなくて，知り合いの田んぼだ」
というので，義父の道案内でトラックを走らせる．
田んぼはどこも稲が青々と茂って，涼しげに風にそよいでいるばかり．
第一，義父は一歩も家から出ていないのである．
とりあえずは，納得した様子の義父．
家に戻り，犬の散歩をする．犬のフンの始末をしていたら，声をかけてくるひとがいる．振り向くと，鍬を持った義父．それもパジャマのままだ（^^;
田んぼの管理は，もう委託してあるんだから，いいの
無理やり鍬を奪い取り，犬のリールを義父に持たせる．犬に引きずられると危ないので，犬のちかくのほうを，わたしも持つ．
家に向かってしばらく歩いていると，義父の歩調が早くなりはじめた．前のめりになって駆け出しそうになる．あぶないと思い，リールを引っ張ると，勢いの止まらなかった義父は振り回されるように転んだ．
なかなか立ち上がれない．
「犬のやろうが，じゃれ付きやがるから」
自分で勝手に転んだのに，気がついていない．
これも，妄想の一種なんだろうか．
結局，家についてからも，庭でころんだ．
孫は相変わらず泣きとおしだった．でも，夜はぐっすり眠っていたから大丈夫．
今日もよく泣いたけれど，夜には機嫌が治っていた．
