曇り、ときどき晴れ

イメージ 1
いつもの朝

長女の調子がよいのか、きちんと起きてくる。ま、また寝ちゃうんだけれどね(^^;

午前中、歯医者さんへ。治療が終わって、家へ戻る。少し本を読みながら、記憶が途絶える。お昼の用意をして、早めの昼食。今日はお茶のお稽古日。本当は来週の予定だったのだけれど、先生のご都合が悪くて、こちらの都合もあって、今日にしていただいた。今日は、長女も一緒。

先生の御宅にうかがうと、日常を忘れるような佇まいに、背筋が伸びる。玄関をまたぐと、すぐに上がり框があり、もう一段上の玄関ホールには来客用のテーブルと椅子が置いてある。廊下の隅には、手を洗うための蹲踞がしつらえてある。茶室から廊下をはさんだ隣りの和室は、茶室とはまた違った造りをみせる。廊下の壁に、小さな金魚ねぶた。
「旅行に行ったときに、若い人が買ってくれって言ってたのを買ったのよ。懐かしいだろうなと思って、飾ってみたの」
先生の心遣いがうれしい。今日は、基本のお盆点て(盆点前)。長女は初挑戦。いやはや、緊張しまくり(^^; 長女に至っては、足がしびれてこけた(^^;。
「いや~、おどろいた。自分の足がこんなになるとは思わなかった」
まさか、ほんとにコケると思わなかったよ。他のお弟子さんがいない日でよかったね。
お稽古の合間に、先生とおしゃべり。
源氏物語とか、研究なさっているんですってね」
え~と、誰の話だろう? わたしのことじゃあないよね? 蓮さんは、わたしのことをどう伝えてるんだ? 間に、蓮さんのお母様が入ってくださっているので、情報が食い違っているんだろうか?
それでも、なんとか会話をもたせる(^^; 知的な会話はしたことがないので、むずかしいぞ(笑。

終わりに、先生が冷茶で点ててくださった。
「これは、江戸千家だけの点前なんですよ」
来月は、挑戦してみよう。

今日でまだ3度目。茶道は、頭で覚えるのではなく、体で覚えるものなのだと確信。一期一会を体現するには、まだ先のこと。今日の掛け軸は「瀧」という漢字が、瀧に見えるように筆が流れている。お花は、ハナミョウガ、ワレモコウ、ノコギリソウ、姫ひまわり。(花の名前を覚えるのにも、一苦労)