神戸の夜は明けて

朝、よい天気

関西テレビ」が見られるのはわかったけれど、そんな時間的余裕はない。残念でした。

朝食は、おにぎりと味噌汁。コーヒーとお茶。なんとシンプルな。それも食堂とかラウンジとかいうものではなく、フロントのあるエントランスと同じ場所。お客さんを居間に入れてしまう、庶民感覚。そうだよね、庶民の家には「客間」なんてものは、普通はない。ペンションや民宿のようなアットホーム感はないが、食べたくもない多量の朝食の料金を取られることもない。

ほかの人たちもそれぞれに朝食をとったようで、三々五々集まる。わたしたち夫婦だけが、今日帰るので、早めにホテルを出て、荷物を駅のコインロッカーに預け、競技会場へ。

今日はセキュリティチェックがないな。

会場へ入ると、日当たりがよい。ああ、天井が空いているんだ。開始時間がきても、競技の始まる様子がない。おかしいなと思っていると、天井が閉まり始めた。なんだ、連絡がうまくいってなかったのか。

競技がはじまる。身体障害者知的障害者も区分がない。はっきりいって、知的障害者には不利だと思う。案の定、上位を取れるのは聾唖者の人たちが多い。それでも、三女は2位が取れた、記録も自己ベスト。とりあえず、ほ。

埼玉大会のときに引率してくれたコーチが、大分から応援にかけつけてくれた。わざわざありがとうございます。あの時の三女の悔しい気持ちをわかってくれたから「ほんとによかったね」

H田さんに会う予定があったので、皆と別れて早めに会場を出る。みんな、それぞれ神戸観光を楽しむ模様。三女は、メダルを取ったわりには、なにやら不機嫌そう。メダルと、もらった花束を受け取って別れる。

会場の外は、晴れ。でも、風は秋