ダムナンサドワク水上マーケット
朝7時45分にロビー集合
水上マーケットへ向かう。船着場まで、バスで移動。
舟は、細長くてモーター動力。8人づつ別れて乗る。
水は澱んでいる。細い水路を巧みに操り、水上生活者の日常を切り開くように進む。この水路で、体を洗う人、食器を洗う人、洗濯する人…開け放たれたドアから家の内部が見える。
液晶テレビ?! オーディオシステム?!
それって、どういうことなんだろうね。ガイドさんがいう。
「地方からバンコクへ出て行く若者が多くなっています。」
でも、ここからバンコクって、通える距離だと思うんだが。バンコクも変わってきているんだろうね。
「もしかしたら、水上生活って、観光客用のヤラセかもね」
そんなセリフも出てくる。
アメリカの宗教団体が作っている街、アーミッシュというのがある。開拓時代の生活そのままを継承している。観光客が来るのだが、彼らは民芸品を高く売る。お土産用ではなく、彼らは生活用として作っているのだ。そう、アーミッシュのひとたちは、自分たちの生活に誇りをもっている。そういう話を本で読んだことがある。
もしかして、タイのひとたちもそうなんじゃないんだろうか。
まだ最盛期ではないらしかったが、果物が豊富に売られていた。ドリアン、マンゴスチン、マンゴー、バナナ、リュウガン、ザボン。
かのうわさのドリアン、臭いとは聞いていたが、どんな風に臭いのか気になっていた。
「古漬けのたくあん」
田舎者には、なじみのにおいだね(笑 味は、カスタードクリームのよう。はまるかも。
みやげ物売り場は、まるで日本の大型ドライブインだね。年上のご夫婦が、花瓶をいくつか買っていた。