泰緬鉄道

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カンチャナブリ駅までバスで移動。バンコクから地方への道のり、と言っても1時間弱。(このころには、すでに時間感覚というものがあいまいになっている)

クワイ河鉄橋周辺をしばらく眺めて、記念写真を撮っている間に、列車は来る。ガイドさんの話では、日によって発着時間が違うんだとか。なんとものんびりした国である。

後ろ2両が観光客用で、一応指定席。でも、木製のいすで、昭和初期の列車を思い浮かべる。車中では、お絞りとミネラルウォーターのサービス。が、車内販売も多い。冷房はないものの、窓が前回で、河のそばを走っているので、暑さは感じない。(すでに、暑さに麻痺しているような感じではある)

ガイドさんが、一生懸命説明してくれるが、頭に入ってない。というより、自分の興味のない話だったのか? 車窓は、河岸を過ぎると、キャッサバの畑が延々と続く。

この2日間で、タイの車窓は、発展と敗退の都市、塩田、ココナッツ・バナナの農園、田園、地方都市、そういったあらゆる場面を見せてくれた。激しい変化の波が、この国を襲っている。ガイドさんが言う。
「10年たったら、もっと変わっているかもしれません」

東北自動車道を5時間走っても、車窓はほとんど変わらない日本て、とってもつまらないよね(笑。 タイも10年経ったら、そうなるのかしら?