ナコン・パトム

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高さ120メートルを超える仏塔がある。観光客もいるが、一般の参拝者もかなりいた。塔の周りが辛子色の布で覆われている。タイのお坊さんが身にまとっている布と同じ色である。

境内に、巨大なロールに巻かれたその布が置いてある。お布施を箱に入れて、願い事を書くとよいのだそうだ。
「タイの仏様は頭がいいので、日本語もわかります」
ガイドさんが笑って言う。小銭があったので、入れる。
「じゃ、記念に何か書けば?」誰かが言うので、書くことにする。
なんてかくの? 家内安全?
「五穀豊穣」なんか、それもね~
「容姿端麗」って、それは違うでしょー
「四文字熟語考えてるんじゃないの。ここへ来て書くことと言ったらきまっているでしょ。世界平和!」
って、それも4文字熟語じゃないの? でも書きました「世界平和」

20バーツのお布施で、蓮とろうそくと金箔をもらって奉納。タイの人たちは床に座り拝礼するけれど、わたしと三女はたったままだった。日本人的には、やっぱり気後れしてしまいました。ほんとは「郷に入りては、郷に従え」なんだと思う。