わが家の七草粥は、九草粥

今日は七草粥。昨日、出かけたので七草を摘む暇がなく、買ってきてしまった。せりは義母が買ってあった。大根と、ネギと白菜を足す。

米3合を土鍋に入れ、水を加えて炊く。沸騰したら、お供え餅を砕いたものを入れる。七草は刻んで、油で炒めるのが我が家の特徴。お米が柔らかくなった頃を見計らって、入れる。お塩で味を調えて、火を止め、蓋をして蒸らしてできあがり。

ということをやっていたら、次女のお弁当を作っている暇がない。
「今日は、サンドイッチね」

仕事へ行く。また大豆と格闘かと思ったら、違った。サンプルの粉砕。つまり、試験サンプルの玄米を粉にする作業。テストミルという機械を使って、何百という種類の玄米を粉にするんだが、まあ、また単純作業。一種類ごとに機械を掃除しなくちゃならん。立ちっぱなしの仕事だ。デパートの販売員を思ったら、愚痴は言えん。高級百貨店の店員は、それなりのプライドを持って接客しているのだよ。(と、思う、高級百貨店に入ったことはないが)

最近のお笑い芸人を見ていて、どうもひっかかることがある。なにか、どっかで見たことがある芸風なんだが、どこだったろう。ふと「ヒロシ」という芸人の自虐ネタを聞いていて、気が付いた。
「これって、ポエムリーディングじゃん」
一人芝居とも言うのかもしれない。笑えないことも、ネタにしてしまう。他人の怒りをもネタにしてしまう。これが「詩」でなくて、なんなんだ。

仕事が単純だと、どうでもいいようなことを考えるもんなんだな。