見事に晴れた

たまっていた洗濯をする。
「久々に、山へ行きたいね。」
ダンナが「そうだね」と答える。

次女は学校の図書館で勉強すると言って出かけた。三女が「つまんない」を連発。

いざ出かけようとすると、来客。自動車保険の人。ダンナとしばらく話をしている。保険関係はすべて、ダンナにまかせている。もっとも、自分自身の保険は自分で管理しているけれど。車は、ダンナ名義だし。

やっと終ったあと、昼食。義父母は、畑へ行ったきり戻ってこない。もう、マイペースで時間配分している。畑は遠くにあるし。電話があっても「どこへ行ったのか、わからないんですよね~」と言うしかない。農作業には携帯電話が必要かも。

山はもう紅葉も終ったかと思ったが、中腹にはまだ残っていた。高度が上がっていくにつれ、木々は冬の相を見せる。杉林、落葉松林、白樺林。閑寂の風情。わずかばかり残った落葉樹の黄色はなんだったろう。それにしても、ヤドリギの増えたのはどんな理由があるのか。

さすがに山中は寒いが、湖畔には観光客もいる。「天然きのこ汁」の看板に誘われて、ドライブインに入った。赤味噌じたてのきのこ汁。きのこの深山を思わせる香り。満足。きのこが好きだから、まあ、なんだってよいのだが、スーパーで売っているえのきやシメジとは、やっぱり違う。

湖畔の水辺には魚の稚魚が戯れている。風が強くなってるので、波も荒い。
「ここじゃ、津波なんてのはないよね」
あったら、それこそ天変地異。噴火でもない限り、そんなことはないだろう。一応、休火山

晩秋の山を満喫して、山クラゲの乾物をお土産に下山。ダンナの車はスポーツタイプ車。ローリング族を真似ますか? 車酔いしそう。

帰ってから、おでん。山の寒さに比べたら、今日は暖かいほうだけれど。いきつけの酒屋さんで、ラベルのない新潟のお酒を買う。一応、お店お薦めとある。