拉致被害者のご家族を救う会 署名および募金活動

県の収穫感謝祭でのボランティア.なかなかお手伝いチャンスはなかった.
仕事のほうも,来客数が少なくなったので休みを取って,お手伝いさせていただいた.
家の事情もあって,午後だけの手伝いではあったけれど,世の中の関心を知ることができて
よかったと思う.代表の大野さんご夫妻もお元気そうで,ちょっと安心.


拉致被害者救う会です.ご署名のご協力お願いします」
来場の方々に声をかける.大部分の方は,素通りをしていくなか,足を止めて下さる方も多い.大野事務局長さんのお話によると,午前中にNHKの方が来て取材し,お昼のローカルニュースで映像が流れたそうである.
「昨年より,署名数は多いです」


関心は薄れてはいない.そう思った.


読売新聞と地元新聞社の方が,わが県で起きた拉致被害者の方の家族に話を聞いていた.拉致されたのは,横田めぐみちゃんだけじゃないということを,もっと身近に感じる.


声賭けをしている最中,男の方が声をかけてきた
拉致被害者の関係の方?」
と聞くので,違うと答えた.すると,現在の朝鮮半島の状況と,日本が朝鮮人の方に過去に行ったという歴史を滔々と語り
「それを知っているのか」
と問うてきた.もちろん,知っていると答え,歴史は歴史であるが,今現在のこととは違うし,家族を奪われたご家族に同情し共感するので,行動していると答えた.すると
拉致被害者の家族が,過去の歴史も考えずに自分のことだけで『拉致,拉致』とヒステリックの怒鳴ってるのをみると,いらだたしく思うのだ」
という.その気持ちもご察ししますと,やんわり笑って受け止め,あとは無視した.

ニュース報道が,拉致被害者ご家族の方々はヒステリックに叫んでいる部分しか報道しない.それはしかたないことなのかもしれないが,それを疎ましくおもうことと,拉致問題を否定してないものとすこととは別問題だと思う.


「故郷に帰りたい」
と,福島県の方が叫んだのと,どう違うのだろうか