毎年、行われているライブ。今年は
第1部 サラ・レクター(vo 甲賀英明(p 坂井康良(b 小川由紀夫(ds 小池(as
第2部 鈴木道子(vo 辺見優司(p 石川隆一(b 中村吉伸(ds
第3部 YoshioSuzuki BASS TALK
第4部 ビッグ・ジャム・セッション
毎年思うことだが、納屋を舞台として行われているこの形が、ジャズに相応しき形なんだと思う。が、これほどのアーティストが出演していて、いくら趣味とはいえ、採算が見合うのだろうかと、他人事ながら思えてくる。
毎年、素敵な声を聞かせてくれるサラ・レクターさんは、今年、自作の歌を披露してくれた。なんとなく、思春期の男の子に思いを寄せられているのを、いとおしく思っている大人の女性の気持ちを歌ったんじゃないのかな、と思うような内容だったが、その解釈は違うかな?
第2部、第3部も、じっくりと聴かせていただいた。特に、BASSTALKは、ほんとにベースが喋っているようであり、ピアノもフルートもドラムも、超一流の技術でもって、わたしたち聴衆を堪能ささてくれた。ライブならではの臨場感が、よけいに聴衆の血を滾らせたのかもしれない。
第4部は、いつも時間がなく失礼させてもらうのだが、きっと、ジャズをやっているひとたちなら、思う存分楽しめたのだろうと思う。
今年は、昨年にも増して、お客さんがおおく、「集まりすぎだな」という声が、ナシの木の下にシートを敷いて宴会をしていた場所から、ちらりと聞こえた。確かに、これ以上増えたらちょっと大変かな? ナシの木が。
でも、ロックとジャズを聴いて育ったというナシの実は、みずみずしかった。