土砂ぶったあとに,いきなり晴れて,また雨

朝からカミナリが鳴っている.
春の嵐とも趣が違う空模様

それでもお客さんは多いのだろう.昨日と違って.

先日の30日は休みの日.ダンナと長女と三女と孫と一緒に
さいたまで開催されていた草間弥生展へ.
大胆な色使いに,孫は感嘆の声を上げていた.思わず,作品をぺたぺたたたいていて,監視の方注意をされてしまった.

でも,どうみたって,「さわってちょうだい」オーラが作品からみなぎっていて,草間さんご本人はさわってもOKの気持ちだったかもしれないなと思った.まあ,主催者側としては,作品が壊れた場合の保証問題とかがあるから「さわるな」と注意を促しているのかもしれないけれどね.
作者の意図とは違った方向に作品が扱われるというのは,その作品の価値観のひとつなんだろうね.

それでも,あのビニールオブジェは,空気が抜けちゃったら,作品の価値はなくなるんだろうかと考えてしまう.あれは「永遠の価値」をとどめておくにはやっかいなオブジェだよね.再生には限度があると思うし.

草間さんの作品,以前は,グロテスクな前衛芸術と捉えるしかなかったけれど,今はポップでかわいい作品になっている.年齢のなせる業なんだろうか?