今日は，ほんの少し寒さが緩んだ
フライングディスクの練習日
孫はみんなのアイドルになっている
久々に練習に参加しにきたダウン症の男の子，といっても，もう２５才すぎているけれどね．おかあさんが宮城県出身．
昨年の震災は大丈夫だったのかと聞いた．
「親も，後をとっていた長男夫婦ももういないし，兄弟親戚も無事でしたよ」
それでも,兄弟は宮城県内に住んでいるし，今年は会いにいこうかなと思うと言っていた．
「ダウン症の息子が生まれたら，こっちに来るなと姉に言われて，ケンカして以来，行っていないんだよね．姉とは１４歳離れているから，姉も高齢だし，こっちが折れてやらなきゃならないとこ，あるしね」
昔は，障害者に対する偏見は強く，親戚の縁談の弊害になっていた．
「でもね，長女の結婚が決まってね，そしたら相手のご両親が
『弟さんの面倒も,見るから大丈夫ですよ』って言ってくれたんだよね．ま，息子は，将来は施設にいれるつもりだから，頼るつもりはないけれどね」
子供を産むときのリスクは，高齢出産にはつきものだけれど，晩婚が増えている今，無視はできないよね．女は子供を生む機械ではないけれど，社会的自立と，出産育児が反比例しているのは否定できないと思う．
