寒い朝．雪かと思ったけれど，それはなかった．
今日は，乳癌の検診日．予約の時間にクリニックへ．
駐車場にはクルマが数台すでに停まっている．受付を済ませ，呼ばれて診察室へ入ると，看護師さんが二人増えている．
「1週間前に入ったばかりなんです」
といった看護師さんが採血をしてくれる．なんとか，1発ですんだ（^^;
乳腺外来という専門的なクリニックが混んでいるというのは，やはり「検診を受けよう」という人が増えているんだろうと思う．癌は初期治療が，肝心だよね．
診察を終えて，着付け教室．先日，注文していた帯が届いたので，それで練習．さすがに本物は違う．「本物」という言い方はちょっと違うかもしれないけれど，「ブランド」あるいは「老舗」の品物は違う．そんな言い方もできるかもしれない．絹100パーセント，という品物はいくらでもあるけれど，その「絹」の品質そのものが違う．帯として，身に着けて初めてわかる存在感．
「ブランド」というものに興味はなかったけれど，「ブランド」に誇りをもって，創り上げている職人さんがいるということを，身をもって実感した．これは，帯の世界だけではなく，海外ブランドも同じなんだなと思う．
着付け教室が終わる時間を過ぎても，先生といろいろお話をして，時間超過．遅れて茶道教室へ．同じ作法を繰り返し教わっているわけなんだが，細かい部分の所作に注意を受ける．ひとつひとつの所作を「芸術」の高みにもっていく．それが，日本の文化なんだろう．
ま，無駄話をしながらのお稽古なので，それほど気取ったお教室ではないのですけれど（^^; 楽しいです．
