雨のはずが…

雨の予定だったので、外仕事ををせず。麦種の準備。
系統品種。収穫するための種の、そのまた種の、そのまた種の種。つまり、種があって、原種があって、原原種があって、系統原種が最初。この系統原種のなかから、よいものを選んで種が増やされて、品種として市場にでまわるというわけだ。でも、何百とあるなかから選ぶのって、たいへんだよね。

「硬度計、動かせたんですね」
と研究員がおどろいていた。へ?
「いや、どうせ、わかんないんだろうからと思って、説明書は置いておかなかったんだけれど」
ええ、昨日はあったんで、読んで動かしましたよ。ふ~ん、臨時職だからって、ずいぶんと見くびられていたもんだ。というふうには、腹は立たなかった。普通、わたしの年代のおばちゃんは「機械オンチ」が多いもんね。説明書読んでも、わからないってひと。意識の問題だと思うのだけれどね。あ、時間の問題ってのもあるか。理解するまでの時間。