事業所見学

三女の学校の授業の一環で、事業所の見学日。住んでいる地域内の事業所を訪問し、仕事内容を見てみる。

いつもは車で移動するところを、電車と徒歩で移動。この行事を、毎年先生方はやっているのだ。頭が下がる。

食品加工会社。中小企業とはいえ、4階建ての本社、子会社としての研究所、加工工場を持っている。政府の、障害者支援法による指導で、障害者の雇用を考えているという。仕事内容は、加工用の輸入食品の異物のチェック。確かに、中国からの乾物が多い。

県内では大手のスーパーマーケット。魚介コーナーのパック詰め作業。知ってる子が、同じ系列のスーパーに勤めているが、行っていた店舗が店じまいになり、違う店舗に移ったが、仕事があまりなくて、大変だと言っていたのを思い出した。売れているうちは、いいんだけれどね。

公共施設内の軽食喫茶。知的障害支援団体の法人による運営。だから、空きは少ない。メニュー数は少ないが、しっかりした接客が好感。でも、わたし自身、自分の子が障害者じゃなければ、ちょっと戸惑っていたかも知れない。やれば、可能性は充分にあるんだけれど、受け入れてくれる場所がないことが問題なんだな。

ペットショップ。製粉会社の系列の会社らしい。三女も動物は好きで、自宅から通うには近くていい場所だが。ただ、ペットホテルも経営しているので、犬にかまれて、辞めていく子たちも多いという。ましてや、知的障害者の子達が、他人から預かった高級ペットを扱えるかどうか。やはり、ちょっと問題ありそう。

最後は、通勤寮。つまり、住む場所。朝夕の食事はまかなってもらえるが、洗濯等のことは自分でやる、生活の場だ。しかし、障害者支援法案が施行され、こういう寮はなくなり、グループホームが主流になるという。

勉強しなくちゃならないことが、いっぱいありすぎ(^^;