マカトン法

三女が和太鼓演奏のリハーサルだというので、いつもと違う方向の電車に乗る。他の人もいるから、大丈夫だと思うが…

三女の学校のPTA行事で、「マカトン法」の利用について
この「マカトン法」とはいったいなんなのか?

自閉症の子や、障害の重い子が楽にコミュニケーションを取れるように、絵や手を使って表現する方法。

相手の言う事は解るのに、自分のいいたいことが伝わらない。そのもどかしさがパニックを起こす。マカトン法を知り、親子で会話する楽しさを覚えると、かなり落ち着いてくるという。
「子供の人生が変わりました」
そういうお母さんもいた。

三女には必要のないことかもしれないが、クラスの友だちとコミュニケーションするのに、もしかしたら、使われているのかもしれない。そんなことも思う。

コミュニケーション不全で、一番困るのは、「トイレに行きたい」という意思表示。小さい子が、股間をおさえていると
「あ、トイレに行きたいのね」
と連れて行くことができる。が、中学生以上になると
母親がついて行くこともできず、ましてや股間を押さえていると、他人から自慰行為をしているように受け取られてしまうという。

そういう誤解をされないための意思表示が、成長と共に必要になり、周囲の理解を求めたいと思う。障害者自立支援法が可決され、障害者の自立が促されている。障害者が自立できる社会になっているのだろうかとも、考える。

先は長いなあ~