冬色に晴れ

一日脱穀作業

仕事は夕方5時に終る。家に着くと、急いで夕食の準備に取り掛かる。この時期は日暮れが早いので、夕飯の時間も早まる。サラリーマン家庭ならそうじゃないんだろうけれど、農家はお日様の具合で食事の時間が決まるのである。忙しい時期は、夕飯が10時の時もあった。朝もお昼も、時間通りということはめったにない。養蚕をしているときは、とくにそうだった。それが今でも続いている。

義父が旅行中なので、女ばかりの夕食。ダンナも遅いし。

次女をエレクトーン教室に送り、その足で「フラッパー」を買いに書店へ。店内を眺めつつ、「フラッパー」を手にしようとレジの近くの書棚へ。レジでなにやら店員と客がもめている。学生風の若い男の客。買った本の付録がついていなかったので、返品したいらしい。が、レシートは持っていない。店員は、「レシートがなければ、返品は受け付けません」と譲らない。男は「前にもこんなことがあって、その時は返品できた」と言い張る。待てよ。前にもあったなら、次に買うときは、自分で確認してから買うのが普通じゃないか? これは、怪しい。店員さんも心得たもので「レシート、捨てなきゃよかったですね」とつっぱねる。男「ああ、うざい。こんなうざい店。二度と買いにこねーよ」と捨てゼリフをして去る。

おお、マンガみたいなシチュエーション。二度と来るな、と店員さんは思っただろうな。