ブルーリボンシール

ここ最近の拉致事件のニュースは、なんとも腹立たしいこと然り。が、あちこちで怒りの感情を表現していらっしゃるので、「わたしも同感」という言葉だけでここではやめておこう。

その代わり、といっちゃなんだが、今年もブルーリボンシールを発注しました。クリスマスカード、年賀状に貼るために。今回で何回目だろう。最初は、知り合いに無理やり分けた。それから、所属している団体の事務局へ持って行った。そのあと、義父が後援会に入っている県議会議員に渡して「名刺に貼ってください」と言ったら、ほんとに使ってくれた。あとは、救う会の県支部に届けた。

ノー天気な主婦ができることと言えば、こんなことぐらいだ。もちろん、署名や寄付や、首相に葉書を送るといったこともした。

バックに、アクリル製のブルーリボンのキーホルダーをつけている。長女も同じ物をつけているはずだ。それを見た中学生が関心を持ってくれた。関心を持ち続ける。けっこう大変。でも、このことがきっかけで、いろんなことを考えることができた。

昨年、能登へ出かけたとき、日本海側の港町で日の丸が掲げられているところをいくつか見かけた。その時、「日本海側の漁師さんたちは、常に国境を意識してるんだ」と思った。大陸の国々は、いつも隣の国を意識しているのと同じに。国際化は、常に他の国を意識していくことになる。

飛行機に乗ったこともない地方在住の主婦、世界を考える。そういう日常もある。