稲刈りシーズン

朝、義母が皮膚科へ連れて行ってくれという。昨年、毒蛾の幼虫にカブレて以来、水泡が出来やすい体質になったらしい。

出かける準備をしていると、機械化組合の手伝いをしていた義父がやってきて
「うちの田んぼを刈る。かかしを取ったり、お茶を持ってきてくれ」

予定変更、お茶を用意して田んぼへ。かかし、とは言っても棒の先に黒いビニールをつけたものをまわりに立てているだけなんだが。

今年もうちの稲は倒れてしまった。方言で「寝た」という。
「ここんちは、よく寝かすのお」おじさんたちが笑う。
「肥やしのくれすぎかの?」
というより、田んぼのある場所が、悪いらしい。ちょうど上隣りが、地面をコンクリで固めた事業所の敷地。降った雨が、全部うちの田んぼに流れ込んでくる。水浸しの田んぼ。いくら、田んぼに水が必要だといって、限度がある。

寝た稲は、収穫しにくい。コンバインはゆっくりと刈り取るしかない。

お茶休みが終って、コンバインが動き始めた。義母を連れて皮膚科へ。
が、保険証を忘れたので、断念。買い物へいく。義母とふたりで買い物。そう言えば、先々週も行ったような?

お昼を食べて、三女が着るユニホームのズボンのすそ上げ。そこへ、夜勤から帰ってきて寝ていたダンナが起きて来る。
「これもやって」
と、自分の買ったズボンも持ってきた。

その後、三女と買い物。そろそろ大会へ行く準備をしなくては。
三女が「グラタンを作りたい」というので、材料を仕入れる。帰ってきて、夕飯の支度。三女が材料を切る。ホワイトソースは、わたしの担当。具をグラタン皿に分け、ホワイトソースをかける。チーズをのせ、オーブンへ。なんとか、できた。三女がうれしそうに祖父母を呼んでくる。

ほんの小さなしあわせ