キャンプ

赤城山の中腹で、例年恒例のキャンプ

小学生から大人まで、約30名の参加
三女は昨日から参加していたが
わたしと、長女、次女は今日の夕方からの参加。

夕食作りから始まる。
お米の研ぎ方を小さい子に教える長女。
焚きつけ用の木を鉈で割る次女。
火をつける三女。
かまどに、お米をいれた飯ごうを乗せる。

長年やっていた成果。
それを見よう見まねる小さい子達。
ふむ、まるでサルの集団(笑

わたしは傍観者なので、黙ってみている。
黙って食べる。
多少、ごはんに芯があったが。
メニューは牛丼、とスイカの皮の浅漬け。
「きゅうりが高くてね、予算で買えなかったのよ」
会計担当者の苦肉の策。
でも、けっこう美味だった。

食べている最中に、雲行きがあやしくなる。
大急ぎで、キャンプファイヤーを決行。
燃え上がる炎を囲んで、歌う、踊る。
炎には不思議な力がある。
ひとつの炎を囲むだけで、共感という体験を得ることができる。
雨が降り出したが、歌は続けられた。
子供たちの、大きな歌声と笑い声が、まっくらな谷間に響く。
寂しさは紛れるだろう。

最後は、ファイアーの残り火でサンモアを作る。
マシュマロを竹串にさし、焼く。
それをチョコレートと一緒にクラッカーにはさんで食べるのだ。
甘さは、ほっとする幸福感を与えてくれる。

雨足が強くなり、下山する予定だった人の足を止める。
小さい子が
「あのね、おっきいおねえさんが3人、怖いから下で寝たいって」
・・・うちの子達か?
テントで寝ていた中学1年の3人が、雷が怖いので
バンガローに避難してきた。
小学高学年の子達、5人はまったく平気。
テントではしゃぎまわっている。

大人でも雷が苦手の人もいるからね。

雨も小降りになり、就寝。

今年も、満天の星は見られなかった。