霧雨が降っていて，気温もかなり低い．
県民スポーツ祭の開会式．要請を受けて，障害者スポーツ団体としての参加．例年より多く，21名の参加だった．
行進の前の待ち時間が長く，気温の低い中，みんな風邪をひかないかなと心配．
でも，アトラクションを楽しみ，元気よく行進をして，無事に終わった．
それから，みんなでバーベキュー．30名の参加で，こちらも例年より多い．新しい仲間も増えている．昨年まで，遠慮がちでほとんど食べなかった子も，よく食べている．勢いで，ちょっと食べ過ぎた子が吐いた（^^; でも，みんな平気で食べている．障害を持っている子の家族は，そんなこと日常茶飯事なんだよね．吐いたり，お漏らししたり，散らかしたり．
「嫌いなものを口に入れると，水といっしょに飲み込んじゃうんですよね．この前は，お稲荷さんを飲み込んで大変でした．だから，目が離せないんですよね」
同じ障害でも，そのこそれぞれの特徴がある．周りがそれを見極めてやれないと，そのこを理解するのは難しい．
毎年の行事だけれど，今年は自分から積極的に動くことができて，ようやく楽な気分になれた．「誰かにしかたなくやらされている」という考え方では，ちっとも楽しくないよね．
一番は，みんなが楽しく思えて，うれしそうに帰っていくのを見るのが，うれしい．素直にそう思えた一日だった．
家に戻れば，問題は堆積しているんだけれど（^^;
