晴れ

朝早く起きて、ご飯の支度。
ダンナは農事役員の研修旅行。

わたしと三女は、三女の同窓会の旅行。某鼠王国へ。
アトラクションを楽しんで、お昼を食べて、別なアトラクションを楽しむために列に並んでいたら、ひとりの男の子が倒れた。てんかんの発作だった。いつものことだったので、お母さんは慌てていなかったけれど、アトラクションのスタッフも慌てていなかった。早急にナースに連絡し、救護の手配をした。後ろに並んでいたお客さんに状況を説明し、
「お時間がございましたら、閉園後もアトラクションを楽しんでいただけるようにいたします」
と案内していた。お客さんの中にも、お医者さんがいたようで
「大丈夫ですか」
と声をかけてくださった。倒れた子のお母さんも、
「いつものことですから、どうぞ、皆さんを乗せてください」
と言っていたのだけれど、園側はそういうことはしなかった。

プロの仕事って、こういうものなんだなと、改めて認識した。

男の子がストレッチャーで運ばれた救護室には、お医者さんもいて、本当のクリニックのようだった。倒れた男の子も、発作がおさまると眠ってしまうだけなので、ベッドでゆっくり休めてよかったようである。救護室には、ちいさな子どもを連れた親子が、何組かいたけれど、丁寧な対応をされて安心した表情をしていた。

その後は、アトラクションを楽しんだり、パレードを楽しんだり、買い物したりと、ちょっと忙しかったけれど、楽しく過ごせた。まあ、めったにない体験をさせてもらいました。

無事にみんな一緒にバスに乗り、帰途に着く。途中、携帯でmixiをのぞいたら、古い友人の息子さんが18歳で亡くなったという日記を読む。先日、上の息子さんが交通事故を起こして、その事後処理に大変な状況だという話を聞いたばかりだ。友人夫婦にとって、かなりな心労を強いられている。が、わたしにできることは、何があるのか思いつかない。

いろんなことがありながら、それでも時は、ひとの上に刻まれていく