花曇り

いつもの朝

夕べ、強い方の睡眠剤を飲んだ長女はまだ寝ていた。
心配したけれど、6時半頃には起きて、洗濯をしてくれた。

お弁当を作って、朝食の用意をして、
今日も朝から仕事。人手不足である。ま、この農繁期だけの人手不足だから、新しく人材を確保するには無理があるのだろうけれど。わたしも、農閑期には、無用になるし(^^;

昨年に比べたら、仕事がわかっているだけに、お客さんへの対応がわかる。それなりにおもしろい仕事だと思う。

夕方家へ帰ると、長女がもう寝ていた。置手紙がしてある。アルコールは厳禁だというのに、缶チューハイを2缶飲んでしまったと。
様子を見に行くと、催眠剤も2錠飲んだという。何故?
「朝から気力がなかったんだけれど、洗濯や掃除とか、ご飯作らなくちゃならないって思ったから、テンションあげたかったんだよね」
長女がチュウハイを飲んでいるところを、義母がみつけて、ことごとく愚痴やら小言やら言い放ったらしい。

だれも、辛い仕事を義母に言いつけているわけではないのだが…

「おばあちゃんを殺したくなった自分が怖くて、早く眠ってしまいたくて、薬飲んだ」

この家で、長女を治そうとするのは無理なのかなあ。