曇り

ダンナ、三女、次女が出かけたあと
長女が起きてきた。なんとか出かけようという気力はあるらしい。
印鑑登録の手帳を紛失したので、再登録のために出かける用を口実に長女を職場まで送る。

「うちに帰りたい」
職場の駐車場で、ぼそりとつぶやいた長女だったが、むりやり促してクルマから降ろす。

用事を終えて、買い物をして家へ戻る。長女が家に戻っているじゃないのかと気が気じゃなかったが、戻ってはいなかった。

午後、義父を脳外科へ。どうにも物忘れがひどく、とんちんかんな行動をする。脳のCTRを撮ってもらい、診察。診察から、検査、診断まで4時間以上かかった。結果は、アルツハイマー病だった。治す事はできないが、進行を食い止めるための薬を処方された。

新しいことを覚えるのは苦手な病気だとはわかったけれど、毎晩、同じおもしろくもない話を聞かされるのは、やっぱり苦痛だな。

予防策ってないのだろうか。