午前中、お土産を買いに、近くへできたショッピングモールへ。前に来た時は、車での移動だったので、とおくにあるように感じたんだが、歩くと思ったより近い。クルマを手放した父母の生活も、それほど不便ではないかな。
午前中、病院へ行っていた母の留守に、シジミ売りの軽トラックがきた。
「しじみ～貝、しじみ～貝」
スピーカーで流しながら、売りに来るのは、わたしが住んでいたときからだ。父が買いに出たらしい。流しに、シジミの入ったボールが置かれていた。
実家に帰ると、母が必ず作ってくれるもの。シジミの味噌汁、ホヤ、ミズの塩浸し、笹竹の煮物。青森でなくて食べられないものもある。故里の味だね。
