弘前の空は晴れだった

10月20日日曜日
父の三回忌

予定当初、お坊さんは呼ばずにやるはずだった。ところが、間近になって、母が「お坊さんを呼びたい」と言い出したらしい。弟からは、手配したと、連絡があった。

当日、どこのお坊さんが来るのか尋ねると
「お坊さん便で、頼んだから」
え? なにそれ?
インターネットで頼んだらしい。それ、本当に来るの? 怪しくない?

もし、騙されていて、来なかったのなら、それはそれでいい。支払ったお金は、お布施と思えばいい。弟と母の考えはそうだった。

が、そのお金がテロリストや、某団体の運営資金になってたら、どうすんだ。

そんな心配をよそに、時間通りの、お坊さんは来た。父の実家が檀家となっていた宗派とは違うお坊さんではあったが、丁寧な対応のをしていただいた。

とても、若いお坊さん。13歳で出家して、修行をし、自分で新しくお寺を建てて、口説いているという。
お経は、まるで、ライブのよう。説法も、リーディングのよう。

へたすりゃ、マインドコントロールされかねない手法だな

それはさておき、丁寧に拝んでもらい、母も満足して、法要は終わった。

父の墓がある墓地公園から眺めた岩木山の姿は、うっすらと秋の気配をまとっていた。今年は、暖かかったから、紅葉が遅い

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